2007年08月21日

パターンオーダーシャツ!一本針巻縫(折伏縫)シャツ縫製の種類



昨日、大阪にあるシャツメーカーさんにお邪魔をしてきました。

車で10分くらいのところにあって、前々から行きたいなと思っておりましたが

やっと、お会いできました。

CEOの方と営業の方のお二人とご商談させていただきましたが、

とても有意義なお話を伺うことができました。

そのお話を少し、紹介させていただきます。

・昔は良いものを作れば売れると思っていた。平成2年に岡山に工場を建て
 品質向上を頑張ってたが、だんだんロットが減っていて、これでは駄目だと
 思うようになった。

・7年前からパターンオーダーシステムを開発し、工場の流れ作業も変えていった。
 工場の従業員一人一人が一つの工程ばかり縫っていた流れ作業から
 従業員を色々な作業ができる「多能工」になってもらい、一人で3つのミシンを
 管理する、方式に変えた。

・それで、今まで大量生産で大量の在庫を抱えていた商売から、注文を聞いてから
 生産を開始する受注生産方式に変えて、納期も2週間で縫えるようになった。

・在庫を持たないようになったのは、お客様である小売店も同じで、在庫を持ってしまうと
 シャツの色が焼けて変色したり、リスクがあったけれども
 在庫を持たないようになると、お客様にも喜んでもらえるし、メーカーとしても
 嬉しいことで、本当にこの方式にして良かった。

とおっしゃっていました。

弊社も同じ縫製業として、まったく同感で、紳士服の衰退の一番の原因は「在庫」で
サイズがA体AB体BE体と多く、どうしても在庫が増えるのです。

在庫が多いと、新しい新鮮な商品がなかなか入荷できません、それが衰退の原因ですよね。

いかに在庫を持たず、受注生産方式に変えていくかが、現在アパレルが抱えている
問題だと言っていいと思います。

今回の出会いは本当に良いものでした。
今後、弊社もオーダーのスーツ、オーダーのシャツの販売を増やし
現在の既製品の販売とおなじくらい多いレベルに持っていきたいと思います。


さて、もう一つ、縫製のこだわりを教えていただきましたので、ご紹介します。

シャツの縫製には3種類あって、高級な縫製の順で紹介すると

1、一本針巻き縫い(折り伏せ縫い)
2、二本針縫い
3、インターロック

今回のオーダーシャツ屋さんの縫製はもちろん1番手間のかかる丈夫な「一本針巻縫い」です。

世の中の大体のシャツが2番目の二本針縫いです。

3番目のインターロックは一番安い縫い方で、カジュアルシャツやレディース、半袖シャツに
多い縫い方です。

皆さんも自分のシャツや店頭のシャツなどを見てください。脇のところの縫製を見ると
縫製レベルがわかりますよ。

↓1、一本針巻き縫い(折り伏せ縫い)・・・ガゼットも付いています。


↓2、二本針縫い


↓3、インターロック


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